嘘その1.誰でも簡単に成功できるよ

あなたは、ネットワークビジネスにこんな言葉で勧誘されたことはありますか?

「誰でも簡単に成功できるよ」

そもそもネットワークビジネスは連鎖販売取引なので、特定商取引法の下で

厳しく規制されています。

そして、「誰でも簡単に成功できるよ」的な表現は、同法第三十六条(誇大広告

等の禁止)にあたります。

違反事業者には、行政処分や罰則が科せられるため、このような表現をするとは

思えないのです。

仮にあったとしても、あなたは信じますか?

信じませんよね。

だって、そんなに簡単に成功できるなら、まわりに成功者がゴロゴロ溢れている

はずですから…。

信じるどころか、もしこんな言葉で勧誘されたら、むしろ胡散臭いと警戒心を

掻き立てることになり、逆効果になるのではないでしょうか?

では、マイク・カキハラ氏がネットワークビジネスを中傷するために、嘘を

言いふらしているのでしょうか?

いや、それも違います。

彼は、自分の経験から「誰でも簡単に成功できるかも…」と勘違いする人が

出ることを心配しているのです。

勘違いしてしまった人からみれば、成功できなければ嘘をつかれたと

ネットワークビジネス自体を恨む結果になるからです。

では、どうしてそんな勘違いが起こるのでしょうか?

誤解を生むカラクリ

あなたは、ネットワークビジネス会社が主宰するコンベンションやローカルで

行われているセミナー等に参加したことはありますか?

参加した人なら思い当たる節があるはずです。

会社や製品の紹介から始まり、報酬プログラムなどの一通りのプレゼンが

終わった後に、成功体験談を語る人達が華々しく登場するのです。

そして、彼らはステージの上で


「製品がとにかく素晴らしい」とか、

「このネットワークビジネスに出会えたことが、千載一遇のチャンスだったか」とか、

「素晴らしい会社と優れた製品のお陰で成功した」と云う様な事を語るのです。

シングルマザーがパートしながら始めたら、ほんの数カ月で月収数十万円に…とか、

サラリーマンが週末を利用して活動していたら、いつの間にか給料を超えた…とか、

専業主婦が小遣い稼ぎのつもりで始めたら、旦那の給料より稼いでしまった…とか、

一見、知識も経験もなさそうな人たちなので、体験談を聞いているうちに、

簡単に成功しているように見えてくるのです。

実はここにトリックがあるのです。

どんな手品にもタネがあるように、彼らスーパースターと呼ばれる人達にも実は

タネがあったのです。

実は、彼らの多くは、ネットワークビジネス経験が長く、過去に数社で大きな組織を

築いた経験を持っているのです。

中には、他社で築いた組織を、そのまま今の会社に引き連れて来るツワモノもいます。

どんなネットワークビジネス会社の会員にも「簡単に大成功したかの様に見える

ディストビューターが必ず数人はいる」ということです。

創業したてのネットワークビジネス会社とって、彼らは人寄せパンダとして必要なのです。

彼らは、それを喜んで引き受ける代わりに高い報酬を得ることになるのです。

ネットワークビジネスの経験がない人や経験の浅いディストリビューターの方達は、

このようなスーパースターの話を聞けば、誰でも簡単に成功できるような錯覚を

起こすのも無理はないかもしれません。

又、残念ながら、そのような錯覚を起こさせる様に仕向ける悪質な会社や、

ディストリビューターも無くはないのも事実かも知れません。

ネットワークビジネスは、確かに学歴、学閥、家筋、性別、宗教、年齢に関係無く、

だれでも簡単に始められるビジネスです。

膨大な資本金も経費も必要としません。

しかし、簡単に始められる(参入障壁が低い)のと簡単に出来る(成功できる)とでは

大違いです。

成功できるかどうかはあなたのやる気と根気次第です。